対象製品型式：
　SV-AIR-MC310 (SolarView Air)
　SV-CPT-MC310 Series (SolarView Compact)

関連情報：
　SolarView Air、SolarView Compact(以下、「SV」)の接点信号について説明します。
　※SolarView Compact(SV-CPT-MC310)の場合には、オプションBOX( SV-BOX-MC310 )が必要です。

1.接点信号の仕様と接続について
　接点信号は、4点の入力が可能です。
　各信号入力部は、フォトカプラ絶縁仕様となりフォトカプラ駆動用電源を内蔵しています。
　無電圧接点を接続してください。
　接続ケーブルは、下記をご使用ください。
　・シールド付きツイストペアーケーブル
　・線材はより線のもの
　・線材の太さは0.5sq～1.25sq
　※5点以上の接点信号の接続が必要な場合は、パルス計測オプションボックス(SV-OPT-CNT2DI8-BOX)を
　　利用ください。
　　・パルス計測オプションボックス(SV-OPT-CNT2DI8-BOX)の仕様、使い方を教えてください:
　　　https://faq.contec.com/faq/show/1900

　接点信号は、下記に接続してください。
　・接点信号1：X00, CX00 / 接点信号2：X01, CX01 / 接点信号3：X02, CX02 / 接点信号4：X03, CX03

　下図は、開閉器を接点信号1に接続した例です。
　※必ず、主電源をOFFにしてから接続作業を行ってください


2.接点を使用するための設定
　接点信号は、接点信号監視に使用可能です。
　接点信号を監視するためには、SVの設定が必要です。下記手順で接点監視設定を行ってください。
　※設定には、設定用パソコンとLANケーブルが必要です。
　　SolarView Air Cloud Service画面からの設定は行えません(発電所での作業が必要です)。

　[設定] - [オプション]の順にタブをクックし、下記「サービス設定画面」を表示します
　　ユーザー：solar、パスワード：solar
　　
　⑤【サービス停止中】にします
　　【サービス起動中】の場合は、【停止】ボタンをクリックし、【サービス停止中】にします
　　※【サービス起動中】では、接点監視設定が行えません
　⑥画面下部の【詳細設定】をクリックし、詳細設定メニュー画面を表示します

　　
　⑦【接点監視設定】をクリックし、接点監視設定画面を表示します

　　
　⑧各項目を設定し、【更新】ボタンをクリックします
　　・名称：履歴、メール、表示に使用します、8文字まで設定できます
　　・履歴対象：状態変化で履歴ファイルに記録します
　　・メール送信：状態変化でメールを送信します
　　・ディスプレイ表示：接点信号On(閉)でディスプレイに①～④を表示します

　⑨[サービス]タブをクリックし、サービス設定画面を表示します
　⑩【起動】ボタンをクリックし、【サービス起動中】にします

3.接点信号の動作確認
　引き続き、接点信号の動作確認を行います。

　①画面上部の【SolarView】をクリックし、計測値画面を表示します
　②接点信号をOn(閉)すると該当接点名称の背景がオレンジで表示されます