本製品には、サンプリング機能は搭載されていません。(同機能がありません)
よって、ドキュメント類に記載の仕様:変換速度、は 「ソフトウェアに依存」となります。
■ 解説
弊社アナログ入力デバイス(ボード等)のサンプリング機能は、
デバイスドライバ提供のサンプリング速度設定関数を実行し、そのサンプリング速度設定を行った上で、
デバイスに搭載のクロックとバッファにてサンプリングを行います。
よって、デバイス側にその機能が搭載されている必要があります。
なおそのデータはデバイスドライバ側に転送され、弊社ドライバ関数を使用しデータ取得を行います。
は下記となります。(本製品のデバイスドライバは 「API-AIO(LNX)」 です)
・API-AIO(LNX)、API-DIO(LNX)、API-CNT(LNX)
https://www.contec.com/jp/download/list/driver-software/linux/
上記URLのリンク先のオンラインヘルプより、下記内容がサンプリング機能の説明に該当します。
オンラインヘルプ:
・アナログ入出力用ドライバ > チュートリアル > 高機能アナログ入力
しかしながら
・アナログ入出力用ドライバ > 関数リファレンス > デバイス別使用可能関数 > AD > CPI-AI-1208LI
の記載内容より、本デバイスにおいては、
サンプリング機能関連関数は、全て 『×: デバイスに機能がありません』 となっています。
よって例えば、本デバイスでサンプリング機能を使用したサンプルプログラムを実行した場合、
サンプル内での使用関数にて下記エラーが返り、実行できません。
・戻り値:20001
このデバイスではこの関数は使用できません。デバイスに機能を持たないため、この関数は使用できません。
CPI-AI-1208LI をご使用時のサンプルプログラムとしては「アナログ簡易入力」をご使用ください。