対象製品型式: アナログ入力デバイス
関連情報:
入力の電圧値が不安定・ふらつくなどの場合、以下の点をご確認ください。
<状況の確認>
測定値の変動幅を確認します。
変動幅がデバイスの変換精度以内の場合、正常動作となります。
- 参考FAQ:
・アナログ入出力デバイスの精度について
https://faq.contec.com/faq/show/1989/
<計測環境>
測定しているチャネル以外(つまり空きCh・未短絡Ch)はアナログGND
(*) に接続してください。
計測用ケーブル長は推奨を0.5mとしています。なるべく短くしてください。
(*) 弊社アナログ入力デバイスのアナログ入力端子について:
信号源に接続しないアナログ入力端子は、必ずアナログGND(アナロググランド)と短絡してください。
未接続のアナログ入力端子からノイズを拾いやすくなり、変換データに影響を与える可能性がある為です。
上記はアナログ入力デバイスを正しく使用する上での前提条件となります。
<確認方法>
一定電圧の入力を確認するため、
乾電池を用意し、その値を計測した場合に同様の現象が発生するかをご確認ください。
確認に使用するソフトウェアとしてはは「診断プログラム」をご使用ください。
また周囲にノイズ源となり得る装置、機器類が存在するようであれば、その影響も考えられます。
この場合、別の場所で確認する等、測定環境にも配慮されることを推奨します。
<補足:確認に乾電池を使用する理由>
乾電池はノイズ成分の無い理想的は直流電源に近いため、動作確認の電源として使用します。
また安定化電源等は安定しているがゆえに、
マルチプレクサ切り替えによる負荷変動に対し追従できない場合があります