「詳細設定」または「設定ユーティリティ」でのデリミタの設定方法がわかりません。
対象製品型式: API-GPLV(W32)
関連情報:
例)デリミタに「LF」を使用する場合(CRの場合はLFに設定した部分をCRに置き換えてください)
1.「Temination Methods」の中にあるチェックボックスの「Set EOI with EOS on Write」以外すべて
チェックしてください。
2.EOS Byteを設定する個所に「LF」を10進数で入力してください。(「LF」なら「10」)上記の
設定で受信データ中に「LF」を受信した場合に受信が終了するようになります。
以下の画面は設定ユーティリティの画面です。

ただし、送信データの最後に「LF」を自動付加する機能はNIにありませんので、プログラム側で送信データ列の
最後に「LF」を付加してください。デリミタコードはバイナリデータになります。
API-GPLV(W32)でのVisualBasicでのバイナリデータの送信はわかりにくいのでコード例を示します。
デリミタコードの追加例(VisualBasicの場合):
Private Sub Master_Click()
'デリミタコード送信用変数
Dim binaryWrite(4) As Integer
’「*IDN?」にCR+LFコードを付加したデータを作成
binaryWrite(0) = &H492A ' I *
binaryWrite(1) = &H4E44 ' N D
binaryWrite(2) = &HD3F ' ? + CRコード
binaryWrite(3) = &HA ' LFコード
'Call ibwrt(Dev%, Inp.Text)
'デリミタコード付加(バイナリデータ)送信
Call ibwrti(Dev%, binaryWrite, 7)
If (ibsta And EERR) Then
Call GPIBCleanup("Unable to write to device")
End If
End Sub