• No : 185
  • 公開日時 : 2007/03/01 03:00
  • 更新日時 : 2024/10/30 14:41
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「詳細設定」または「設定ユーティリティ」でのデリミタの設定方法がわかりません。

「詳細設定」または「設定ユーティリティ」でのデリミタの設定方法がわかりません。

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回答

対象製品型式: API-GPLV(W32)
 
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 例)デリミタに「LF」を使用する場合(CRの場合はLFに設定した部分をCRに置き換えてください)
 
 1.「Temination Methods」の中にあるチェックボックスの「Set EOI with EOS on Write」以外すべて
  チェックしてください。
 
 2.EOS Byteを設定する個所に「LF」を10進数で入力してください。(「LF」なら「10」)上記の
  設定で受信データ中に「LF」を受信した場合に受信が終了するようになります。
 
 以下の画面は設定ユーティリティの画面です。


 ただし、送信データの最後に「LF」を自動付加する機能はNIにありませんので、プログラム側で送信データ列の
 最後に「LF」を付加してください。デリミタコードはバイナリデータになります。
 
 API-GPLV(W32)でのVisualBasicでのバイナリデータの送信はわかりにくいのでコード例を示します。
 
 デリミタコードの追加例(VisualBasicの場合):
 Private Sub Master_Click()
   'デリミタコード送信用変数
   Dim binaryWrite(4) As Integer
 
   ’「*IDN?」にCR+LFコードを付加したデータを作成
   binaryWrite(0) = &H492A ' I *
   binaryWrite(1) = &H4E44 ' N D
   binaryWrite(2) = &HD3F ' ? + CRコード
   binaryWrite(3) = &HA ' LFコード
 
   'Call ibwrt(Dev%, Inp.Text)
   'デリミタコード付加(バイナリデータ)送信
   Call ibwrti(Dev%, binaryWrite, 7)
 
   If (ibsta And EERR) Then
     Call GPIBCleanup("Unable to write to device")
   End If
 End Sub