• No : 3452
  • 公開日時 : 2025/01/14 14:25
  • 更新日時 : 2025/01/14 15:56
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TrellixプレインストールモデルでWindowsUpdateしたあとOSが正常起動できない

・Trellix ホワイトリスト型ウィルス対策ソフトウェアをプレインストールしたモデルで
 Windows Updateを適応するとOSが正常に起動しない。回避方法を教えてください。

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回答

対象製品型式:Trellix Embedded Controlプレインストールモデル

Windows上で下記レジストリ設定を行ってから、Windows Updateを適応してください。
・「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control」に「ServicesPipeTimeout」を、DWORD値で追加設定
 

弊社で確認している不具合発生事例と確認できた回避策を記載します。
【OS】Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC
【Trellix ホワイトリスト型ウィルス対策ソフトウェア】Version 8.3.0 から Version 8.3.3

Windows Update(KB5036896)適用後、OS起動時にTrellixの処理が介在することで、
複数Windowsサービスが起動遅延し、タイムアウトが発生したことに起因してOSが正常に起動しない。

弊社の動作環境では、以下設定にすることで起動できること確認しています。
・「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control」に「ServicesPipeTimeout」を、DWORD値で180000に追加設定

ServicesPipeTimeoutの詳細については、以下マイクロソフト技術情報をご参照ください。
Windows トレース セッション マネージャー サービスが開始されず、イベント ID 7000 が発生する - Windows Client | Microsoft Learn

対象製品型式
BX-825,CPS-BXC200,BX-U200,BX-T310-J,BX-220,BX-M2500,BX-T3000,LPC-400