• No : 1787
  • 公開日時 : 2017/12/22 14:14
  • 更新日時 : 2025/01/31 16:44
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WDMドライバのインストール、更新手順(Windows 10 / 11)

・WDMドライバの更新手順について
・WDMドライバのインストール手順について
・事前にサンプルプログラムのソースの内容を確認したい
・サンプルプログラムのみをインストールする場合の手順について
カテゴリー : 

回答

対象製品型式:
 API-AIO(WDM)、API-DIO(WDM)、API-CNT(WDM)、API-SMC(WDM)、API-DIG(WDM)、API-DMM(WDM)、
 API-GPIB(WDM) 
(for PCI Express /PCIボード、for USB共通)
 
関連情報:
 手順概要は以下の様になります。
  ・最新版ドライバのダウンロード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 手順1.
  ・インストール済みドライバとサンプルプログラムをアンインストール・・ 手順2.~ 4.
  ・使用しているデバイスをPCから削除  ・・・・・・・・・・・・・・・・ 手順5.
  ・最新版ドライバのインストール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 手順6.~ 7.
  ・使用するデバイスのインストール・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 手順8.~ 9.

 ご使用環境やドライババージョンによっては、画像の表示内容が異なる場合がありますが、手順としては変更ありません。
 
 デバイスを接続せず、「手順1.」 で最新版ドライバ入手後、
 ※新規インストールの場合:
  手順6. (クリックでジャンプ) からご確認ください。
 ※サンプルプログラムのみをインストールする場合:
  手順7.(クリックでジャンプ) からご確認ください。
  この場合、「手順8.」「手順9.」 の実行は必要ありません。
 

手順1.
最新版ドライバは、弊社HPご使用製品ページの
「サポート・ダウンロード」タブよりパッケージをダウンロード後、任意フォルダで解凍して下さい。
下記URLからもダウンロード可能です。
・ドライバライブラリ
 https://www.contec.com/jp/download/list/driver-software/apipac/
 
 ※過去のドライバパッケージにおいては、下記2種類のパッケージとなっている場合があります。
  なお現行バージョンでは「開発環境(フルセット)」のみダウンロード可能です。
  ■実行環境(ランタイムのみ)
   実行環境用のインストーラのみとなります。実行環境とは、デバイスドライバのパッケージです。
   ご使用ドライバのドライバ関数(API)を使用したお客様アプリケーションを実行する場合、
   この実行環境(ランタイム)のみインストールで動作可能となります。
  ■開発環境(フルセット)
   ・上記の実行環境のインストーラ
   ・開発環境 (サンプルプログラムやヘルプファイル)のインストーラ
   を含むパッケージです。
   それぞれ別のインストーラとなっている為、実行環境のみ / 開発環境のみ、のインストールが可能です。
   よって、事前にサンプルプログラムのみ確認を行いたい場合は、開発環境のインストーラのみ実行します。
  ■上記より、パッケージの構成イメージとしては下記となります
   ・デバイスドライバインストーラ(Setup.exe)のパッケージ ⇒ これを【A】とします。
   ・サンプルプログラム等インストーラ(Setup.exe)のパッケージ ⇒ これを【B】とします。
   即ち、
   ・ 実行環境(ランタイムのみ) ⇒【A】のみ
   ・ 開発環境(フルセット) ⇒【A】+【B】 

 ※ドライバパッケージの解凍について
 ・解凍時にエラーが発生する等、正しく解凍できない場合:
  ダウンロードファイル(例:LZF826AIOWDM_780F.zip)を右クリックから「全て展開」をお試しください。
 ・解凍後、exe実行しても反応が無い場合は、デスクトップや「C:\tmp」等に解凍先を変更しお試しください。
 ・英語OS環境においては、フォルダ名には日本語や全角文字を使用しないようご注意ください。
 ・上記でも正しく動作しない場合は、その他のPCでもお試しください。

 

手順2.
コントロールパネルを開き、「プログラムと機能」を表示して下さい。
・コントロールパネルの起動方法(Windows 10、Windows 11)
 https://faq.contec.com/faq/show/2147

 

手順3.

実行環境ドライバをアンインストールします。一覧より下記の順でアンインストールを行ってください。
・Windows ドライバ パッケージ
・CONTEC API-xxx(WDM) driver
(*)「Windows ドライバ パッケージ」の削除
 ・「Windows ドライバ パッケージ - (****) ****」を選択
 ・メニューまたは、右クリックから「アンインストールと変更」を選択します。


「ドライバ パッケージのアンインストール」の確認で、「はい」を選択します。


上記「Windows ドライバ パッケージ」が存在しない場合:
 後述「手順5.」を参照し、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します。」にチェックを入れ、
 「アンインストール」を選択します。
 その上で、上記の『「Windows ドライバ パッケージ」の削除』をスキップし、手順を進めます。

(*)「CONTEC API-xxx(WDM) driver」の削除
 ・「CONTEC API-xxx(WDM) driver」を選択
 ・メニューまたは、右クリックから「アンインストールと変更」を選択します。

「削除の確認」の確認で、OKを選択します。

 

手順4.
開発環境を更新する場合は下記にてアンインストールを行います。
(開発環境をアンインストールしない場合は「手順6.」へ)
(*)「CONTEC API-xxx(WDM) xxxx開発環境」の削除
 ・「CONTEC API-xxx(WDM) 開発環境」を選択
 ・メニューまたは、右クリックから「アンインストールと変更」を選択します。


「ファイル削除の確認」で「OK」を選択します。

 

手順5.
デバイスマネージャを開き、デバイス削除を確認します。
 ・デバイスマネージャーの起動方法
  https://faq.contec.com/faq/show/1867/
 
(*) 前述「手順3.」の『「Windows ドライバ パッケージ」の削除』でデバイス登録情報は削除されますが、
 対象デバイスが削除されていない場合は、対象デバイスにカーソルを合わせ右クリックし、
 「デバイスのアンインストール」を選択します。
(Windows 10のOSバージョンが1607より以前の場合、右クリックから「削除」を選択)
 
「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します。」
には、チェックを入れずに「アンインストール」を選択します。

 

手順6.
事前にダウンロードした最新版ドライバより、実行環境をインストールします。
 
実行前に、下記リンクを参考に高速スタートアップ機能設定を無効とすることを推奨します。
無効設定後、パソコンを再起動してください。
 ・高速スタートアップ機能を無効にする方法
  https://faq.contec.com/faq/show/1858/
 
以下フォルダ(xxx_forWin10)のSetup.exeを実行します。
(※例) API-AIO(WDM)の場合: \INF\WDM\Aio_forWin10\Setup.exe
 
 
「API-***(WDM) インストーラへようこそ!」画面が起動し、「次へ」を選択すると下記画面が現れます。
「同意します」にチェックを入れ、「次へ」を選択します。


下記でインストール完了です。

 

手順7.
開発環境をインストールする場合は、以下フォルダのSetup.exeを実行します。
(各OS共通です。開発環境をインストールしない場合は [手順8.] へ) 
  \APIPAC\***Wdm\Disk1\setup.exe (「***」はドライバのカテゴリ名:例 AioWdm)
 
インストールされる各種サンプルプログラムについては、そのドライバのヘルプファイルをご参照ください。
 
 参考情報:
 ・サンプルや作成したプログラムで、C***.DLLが無い、の内容のエラーが発生します
   https://contec.e-srvc.com/app/answers/detail/a_id/2039/

全て「次へ」を選択し完了します。

 

手順8.
PCを再起動して下さい。
再起動後、自動的にデバイスを認識し、インストールされます。
 
※PCI / PCI Expressボードを新規インストールする場合は、PCをシャットダウンしデバイスを接続、
 PCを起動します。
※USB接続デバイスを新規インストールする場合は、PC再起動後にUSBポートへ接続します。

 

手順9.
デバイスマネージャからドライババージョンを確認し、
インストールしたドライババージョンと一致していることを確認します。